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釣具のメンテ 播州エビ箱(2020/6/7 – 7/12)

メバル釣り
メバル釣りモノコレ
この記事は約3分で読めます。

先日、クラッチさんとのメバル釣行の際にエビ箱という道具をお借りしました。
いろいろと工夫された釣り具で、餌入れ、クーラー、小物入れの1台3役の合理的な道具です。

その時のブログはこちら ↓

柔らかい延べ竿で掛けるメバル釣りも面白かったので、多分、秋になればメバルを釣りに行きたくなると思いますが、毎度毎度、エビ箱をお借りする訳にはいかないのでオークションで出品されていた出物を手に入れておきました。もちろん、エビ箱が無くてもメバルは釣れますが、まあ趣味って言うのはこういう道具で遊ぶのも面白味の一つです。笑
(メバル釣りに行った翌日から探し出し、その数日後には手に入れてます。まるで子供。笑)

落札したエビ箱が届きました

そんなこんなで届いたエビ箱。播州地方伝承の釣り道具で播州エビ箱と言うようです。
播州って事なので兵庫県の左下、明石から姫路、網干、播州赤穂で有名な赤穂あたりでよく使われているんでしょうかね。今でも作っている職人さんは居るようですが、新品だと物によってはかなりの値段がします。小型の木箱クーラーなのに、6面真空のクーラーボックスが買えてしまうような値段が付いています。笑
私は、オークションで手に入れたのですが、自分でメンテするのが前提なので、ブツの状態にはあまりこだわらず、あられで組んでいれば、多分、その他の所もそれなりに仕事はしてるだろうと、手ごろな値段の物を落札しました。まあ、値段が値段なので、ところどころ傷んでいる所はありますが、そのまま使えなくは無い状態です。でも、そのままでは面白く無いので、自分の道具にしようと言う事でちょっと手をいれておきます。
この辺も趣味って言う事で、ちょっとした無駄な手間と時間を楽しみます。

メバルを入れる投入口の蓋の立て付けが悪い所があります

今回のブツ。小物入れと、その下に氷をいれて釣果のメバルを入れます。更に、その下にはエビを入れる引き出しが2つ。釣り方によっては撒き餌用のエビと、刺し餌のエビの種類を変える様です。状態は見ての通り、とりあえず各金具の錆がひどいので、稼動が必要な蝶番は交換、魚の投入口の蓋のあわせ調整、塗装の塗り替え位を行います。

いったん金具類をはずし、各パーツをばらします。案外しっかり作られています。正統なエビ箱はヒバ材を使うようです。私はあまりその辺は詳しくありませんが、使われているのはヒノキ系の木材のようなので、ヒバ材で組まれているのかもしれません。細部もちゃんと作られています。案外、お値打ち品だったのかも。笑

まずは、上塗りをはがします。最終的にはウレタン塗装する予定ですが、その前にWATCOの無色オイルを塗りこんでおきます。で、いったん作業は中断して数週間放置。
(って言うか釣りが忙しくて、続きをやる時間と元気無し。笑)


~ オイル塗布後、約3週間経過 ~


この長雨で釣りに行けないので作業再開。
秋のメバル開幕までには完成させなければなりません。

6月にWATCO塗りまでやって乾かしていたエビ箱の外面にウレタン塗装を行います。オイルを塗り込んだ表面をペパーで空研ぎして整えてから、ウレタンを塗り重ねます。外面はある程度ウレタンを重ねて厚みは付けて、内面はあまりいじらない様に仕上げる予定です。

ウレタンニスを何度か塗り重ねて外壁面を仕上げていきますが、結局週末には2回ほどしか塗り重ねが出来ませんでした。なんかヒマかかりそう~。
って、「趣味って言う事で、ちょっとした無駄な手間と時間を楽しみます。」って言ってた割には根性無し。 適当に仕上げよっかな~。笑

結局この週末には仕上げられず、次の機会に先送り。ブログ前半部分はブツが届いたときから書きかけのままなので、今回はとりあえず途中までを紹介していきます。続きは完成したらと言う事で。

コメント

  1. 鮎吉太郎 より:

    木造りは長持ちもする反面
    使わないで放ったらかしにすると腐ってくるんですよね^ ^
    木造の家見たい^ ^

    • ヒコ ヒコ より:

      鮎吉さん
      逆に手入れ次第で、竹竿なんかもそうですが、使っているうちに色目が、ええ感じになるんですよね。

  2. ナップ より:

    こんにちは。
    オークションでもあるんですね。高そう・・・

    だんだん綺麗になって行くとワクワクしてきますよね。

    完成が楽しみですね。

    • ヒコ ヒコ より:

      ナップさん
      オークションなんで格安で手に入りました。笑
      ナップさんの車いじりと同じで、手を入れれば、それだけええ感じになっていきます。笑

  3. taketake より:

    レストアやりだすとアレもコレもで思っていたより時間がかかってしまいますがキッチリ仕上げてくださいね!完成が楽しみです。
    僕みたいに適当に仕上げたらあきませんよ(ウキの事です(笑))

    • ヒコ ヒコ より:

      たけたけさん
      間が開くと作業が嫌になるので
      早めに仕上げないとあきませんが、梅雨が開けて釣りに行きだすと進まなくなりそうです。笑

  4. しゃーき より:

    梅雨があけると忙しくなりますよね。週末の時間が割けなくなりそうですが、完成が楽しみです 笑笑

    • ヒコ ヒコ より:

      しゃーきさん
      そうなんですよ。
      梅雨の間に仕上げないと、作業が遅れそうです。でも、早く開けて釣りにも行きたい。困った事です。笑
      ※コメントが2重になっていたので1つを削除しました。

  5. クラッチ より:

    ヒコさんに使ってもらったエビ箱は、シーズン終わってすぐに手をかけ出して途中ほったらかしの、シーズン始まるから慌てて仕上げました(笑)
    まだ2ヶ月くらいは時間があるので大丈夫ですよ。

    ウレタン仕上げにするんですね。
    どんな感じになるのかシーズン始まるのが楽しみです。

    • ヒコ ヒコ より:

      クラッチさん
      私は作ろうと思ったら一気にやってしまわないとズルズル暇がかかってしまうので、梅雨の間にやり切らないとシーズンに間に合わないかも。
      木の素性を生かすことと、気化熱を利用してるので、木にウレタンを塗らない方が、機能的良いんでしょうけど、少しお化粧して上げます。笑
      ※コメントが2重になっていましたので1つ削除しました。

  6. みさき爺 より:

    播州エビ箱、初めて聞く釣り道具です。完成を楽しみにしています。
    趣味の世界は凝りだすとキリがないですね。

    実は爺も、カヤの木で作った鮎タモと銅線で編んだオトリ缶、を部屋に
    飾っています。作った職人は10年ほど前に逝ってもう手に入らないです。

    • ヒコ ヒコ より:

      みさきさん
      銅で編んだおとり缶に天然木の鮎タモ渋いですね。
      ウルトラマンには似合いませんよね。笑
      私も天然木のタモが似合う釣り人になりたいです。笑

  7. 西川ニッカ より:

    ヒコさん、西川ニッカです。
    クラッチさんのブログで良くお見かけしたエビ箱。
    まじまじと全体を見たのは初めてですが、凄い伝統の技の箱ですね。
    木だから重そうですが、別にずっと持って釣りしないですものね。
    でも自分でカスタマイズすると、、、楽しくて貴重に思えて、
    メバル釣りに行きたくてタマラナクなるのでしょうね。秋が待ち遠しい
    ですね。頑張って仕上げて下さい!!

    • ヒコ ヒコ より:

      ニッカさん
      せっかくメンテしたら使わないとね。笑
      実はエビ箱はそれ程重くないんです。
      薄い板をあられで組んでいるの少ない木材で強度を出しています。
      私は無理だと思いますが普通の人なら椅子にできます。
      ひょっとしたらクラッチさんはエビ箱に腰掛けるために減量してるんかも~。笑
      これ見たらなんか突っ込まれそう。笑

      • クラッチ より:

        実際座ってる人もいてますよ。
        意外と強度があるので座って使いましょう。
        ドリフみたいになっても知りませんが(笑)